本当はすごい、塗り絵の効果

電車に乗って周囲を見渡すと、本を読んでいる人はめっきり見なくなりましたね。ほとんどの人がスマホを見ています。職場ではパソコンの画面を見ているでしょうから、目は相当に酷使されています。もちろん、僕自身もそうですよ。

特に、スマホから出ている「ブルーライト」は、もともと自然界には存在しない光です。とても強い波長なので、目の奥まで届いてしまうそうです。気がつかないうちに、視神経から凝り固まっていく・・・。自律神経の乱れって、意外とこういうところも影響しているんですよね。

そこで、僕がたまにやっているのが「塗り絵」です。それ、子どもの遊びじゃん!と最初はタカをくくっていましたが、いやいやどうして。すごく良いんですよ。まず、自分で色をつけるって、楽しいです。正解がなくて自由ですから。考えてみると、出来上がったモノ(色のついたモノ)ばかりを手にしていますからね。たまには無心になって、何もない場所に色をつけてみるのも良いですよ。

時間は15分、20分くらいですかね。没頭できてリフレッシュできます。

赤色は交感神経、青色や紫色は副交感神経を刺激するなど、色を認識するというのは神経に大事な作用があるそうです。(もちろん、やっているときはそんなことは考えていないですが 笑)「大人の塗り絵」などで検索すると、たくさん出てきます。頭の中がとてもスッキリするのでおすすめです。

暮らしに彩りをあたえてあげるという意味では、部屋の中に花を飾ることもひとつです。

実際は僕は数ヶ月前までは見向きもしなかった近所の花屋さんに、毎週のように行っています。花を置くだけで、部屋の中の全然印象が違いますよね。アジサイの青色、ヒマワリの黄色、ハナナスの赤色・・・造花より、やっぱり生きた花が良いですね。最初は造花でも良いかなぁと思ったんですが、汚れてきますからね。それに、無機質です。

生きた花の場合、つぼみが膨らんだ・花が咲いた・水が汚れてきた・だんだん枯れてきた・・・毎日のように変化があります。些細なことですが、そういうことに気づくことって大事だと思います。ちなみに、今週の花はリンドウ。背の高い茎についた青紫色の花がかっこいいですよ。聞けば、リンドウは秋の花の代表とのこと。お盆が過ぎれば、もう秋なんですよね。

毎日のように「暑い、暑い」と言うけれど、季節はすすんでいます。
時計の針を気にするより、季節の針に目を向けたいですね。

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