やまげんのいか焼き

大阪に来て12年経つけれど、いま思えばこのお店から始まったんだと思う・・・一人飲みが（笑）
社会人1年目の時は、自宅と会社の往復だけでいっぱいいっぱいだったから、晩飯といえば、松屋の牛丼かコンビニ弁当でしたね。
それでも、2年目3年目になってくると、生活にも少し余裕が出てくるじゃあないですか（笑）お金というより、リズムの面で。
ふとその時に、居酒屋のカウンターで一人飲みできたらカッコイイよな～って、なんとなく思って。
「いつもの！」とか言ってみたいですもん。
それでどこか良いお店はないかなーと思って、グルメ雑誌をペラペラ見ながら見つけたお店がここのいか焼き屋さんでした。
雑誌片手にドキドキしながら入店したんだよなぁ。
関東出身の僕からすると、「いか焼き」と聞くと、姿焼きの方を思い浮かべてしまうんですよね。
最初はそのギャップにびっくりしましたけど、食べてみたらホント美味しかった！
「お値段以上」ってやつですね。お酒、特にビール・ハイボールとも良く合いますしね。
それで通い始めて、いつの頃か念願の常連になれたんですよ。店長さんともすっかりオトモダチになっちゃったし。
「カウンターを超えた付き合い」っていうのをそこで覚えて、なんかそれがすごく面白くて、今に至るという感じです(笑)
そして、何の巡り合わせなのかはよくわからないんだけれど、数年後にそこのお店の常連特集で、雑誌に僕の顔写真が載るというステキな事が起こりました。
あの時は、仕事が終わって、「いか焼きでも食べて帰るかなー」と思いながら会社を出たら、店長から「雑誌の取材が来てるんですぐに来てください！」って電話をもらったんでした。これ作り話じゃないですからね（笑）
大急ぎで行ったら、ほんとにライターさんとカメラマンさんが来てて、「ホンマや！」みたいな。
その節はお世話になりました。

お世辞でもなんでもなくて、他のお店のいか焼きもいくつか食べましたけど、ここのが大阪で一番旨いと思います。
有名なのは阪神スナックパークのやつだと思うんですけど、個人的には京橋のやまげんかなと。
それにはもう一つ理由があって、ここのハイボールが最高なんですよ。
ウィスキーはサントリーの角なんですけどね、能勢酒造のミネラルソーダーの炭酸がシュワシュワで喉に効くんですよ。
瓶っていうのも、またそそられるじゃないですか（笑）
缶・ペットボトル・瓶と、容器の種類も様々ですけど、全然ガス圧が違いますからね。
大阪に来られた際は寄ってみてくださいね。

いか焼きやまげんの場所はこちら