灯台下暗しってよく言ったもんだよなーって思います。近くにあればあるほど、さもあたりまえのような存在になってしまって、つい気がつかなくなることってありますよね。この日、阪神百貨店のスナックパークで食べた、「ちょぼ焼き」がまさにそれ。梅田なんてしょっちゅうウロウロしているはずなのに、行って初めて知りました。もう10年以上もいるのにねぇ(笑)
ちょうど東京から出張で来た方と食事をしていたんですよ。食後のコーヒーでもと思って、てくてくと歩いていたら、阪神百貨店が様変わりしているのにその方が気がつきましてね。観光案内がてら、店内を見学したのでした。スナックパークは特に変わってキレイになりましたから、見てもらうには充分な場所でした。で、僕なんかからすれば素通りしてしまうところで立ち止まって、「あらいちゃん、ちょぼ焼きって何?」っていうわけですよ。「えーっと・・・」いやぁその節は、即答できなくてすいませんでした(笑)
というわけで、知らないなら、食べてみるしかないですよね!だって、1個150円の手軽さなんだもの。コスパ良すぎますよ。
お好み焼き・いか焼き・たこ焼きなど、粉モンと称されるものっていくつかありますけど、その中のたこ焼きのルーツになったのが、「ちょぼ焼き」なんだそうです。なんでも大正時代から、駄菓子屋などで3時のおやつとして売られていたみたいですね。
一口食べたら、アツアツふわふわでかるーい食感がナイスで、それとなくたこ焼きを連想させるような丸い膨らみが何とも愛らしいです。具材はいたって素朴で、こんにゃく・ねぎ・しょうが・天かすが入っていました。初めて食べたけど、これアリですよ。美味しい。新しく何かを発見した時って、なんだか嬉しくなってしまいますよね。今回もそうでした。
阪神百貨店がすべてリニューアルし終わるのはまだ先のことですけど(2022年春の予定)、ちょぼ焼きが食べられるスナックパークは、すでに部分開業してる第一期棟の地下にあります。今回は飲みませんでしたけど、立ち飲みできちゃいますからね(というより、そもそも椅子がない)。大阪に来て何を食べようか迷ったら、ここに行ってみたら満喫できると思いますよ!
元祖ちょぼ焼き本舗の場所はこちら。
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