この日は大阪京橋にある、『いか焼きやまげん』の12周年でした。居酒屋にも「周年」なる催し物があるなんて、お店に通いだして常連と呼ばれるようになってから知ったものです。まぁそういう時に気軽に参加できるっていうのは、僕にとっては理想の飲み方だな~って思います。
団体行動は苦手なので、大人数で飲みに行く機会はそう多くはありません。せいぜい4人くらいが限界ですよ。それを超えると気持ち悪くなってしまうんです(笑)それだったら幹事役として運営側にまわってしまいたいと思うくらい。その場にいるんだけど、いなくて済むから。この感覚ってわかりますかね?
気の合う人同士か、もしくは一人でこじんまりとしっぽりチビチビやるのが好きなんですね。わいわいがやがやも好きですよ。ただそれはあくまで雰囲気であって、自分がその渦中にいることではないんです。中学校くらいまでは自分が中心じゃないと気が済まなかったんですけど、大人になったということでしょうか・・・
『いかやき・やまげん』は、まさに僕のような人間には居心地が良いお店なんですよ。一人でフラっと寄るにはサイコーの場所です。カウンター6席に、奥のテーブル席が1つあるんだけなんで、10名くらいしか入れません。
ここは僕が大阪にきて、初めて一人でお酒を飲みに行ったお店なんですよ。その時は26歳くらいだったと思いますけど、居酒屋のカウンターに座ったのって、それが初めてでしたからね~。
駅前っていうわけではないですし、かといって広さがあるお店でもない。その中で12周年っていうのはすごいですよ。ほんとに、おめでとうございます!勝手ながら、僕の原点ともいえるお店です。15年・20年を目指していってほしいですね。田舎と違って、街の風景なんて数年経てばめっきり変わっちゃいますよね。お店も同様でどんどん変わっていきます。
京橋の駅前にいたっては、JR環状線の強化工事の影響で軒並み立ち退きになったんですよ。そういえば、やまげんの二軒隣りでも大規模な火災があって一層されてしまって、今は病院が立っています。もちろん、変化するのは周りの環境だけではなくて、お客さんや従業員スタッフの顔ぶれもまた変わっていきます。流転という言葉があるように、僕は何にしても変化はつきものだと思っています。ただ、その中で「変わらないモノ」があるとするならば、それほど愛おしい存在はないですよね。
お世辞でもなんでもなくて、他のお店のいか焼きもいくつか食べましたけど、ここのが大阪で一番旨いと思います。
有名なのは阪神スナックパークのやつだと思うんですけど、個人的には京橋のやまげんかなと。
大阪名物いかやき・やまげんの場所はこちらです。全国の百貨店でも催事に出展しています!
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