京都にて、恩師とのお食事会

　この日はとっても暖かくて、日中は15度くらいまで気温が上昇したんじゃないでしょうか。そのおかげで、花粉がたくさん飛んでいました。花粉症といっても、僕の場合は軽い方なのでそれほど気にすることもないのですが、重症の方からすれば、とんでもない日だったと思います。

　夜から京都で恩師を囲んで食事会があったのですが、前日深酒をしてしまったせいで、午前中は布団のうえでゴロゴロして使い物にならず・・・。お昼ご飯を食べて、さぁ動き出そうと思ったらもう14時でした。15時過ぎには自宅を出発しないといけなかったので、やったことといえば、ブログの整理でパソコンを少し触ったのと食器洗いくらいですね。

　次の日が休みだと思うと、つい気が緩んで深酒してしまうのはもうそろそろ止めないといけませんね。それが悪いことだとは思わないんだけれど、やっぱり少しもったいない気がしますのでね。

　この日のために友人が予約してくれたのは、なんとミシュランビブグルマンを受賞したお店。『ビブグルマン』というのは、星はつかないんだけれど、コスパの良い食事を提供する、ミシュラン調査員おすすめのレストランのことです。目安は、5,000円以下でコースやアラカルトが食べられるお店なんだそう。

　お店の売りは創作おでんと白みそ料理でしたが、おでん単品のお値段が200円～というリーズナブルな価格設定で、1品づつ小鉢で丁寧に順番に出してくれました。塩分控えめの昆布とカツオの合わせダシの香りがたまらなく良くて、ほんわりと甘くてコクのある白味噌がソースのようにかかっていて、とても美味しかったです。

　先生を囲んでだったので、いつものような飲み方はできませんでした（笑）嗜む程度で終われて良かったと思います。それに今日に限って、料理の写真がないのはなぜかというと、先生が隣にいたのであまりパシャパシャとやるのが気が引けたんですよ。もちろん、撮ったからといって怒るようなお方ではないんですけど、なんとなく今日はそういうのはしないでおこうと思ったのです。

　大学を卒業して15年近く経ちますが、細くても繋がっている縁というのは大変良いものですね。僕は太くて短い縁よりも、たとえ糸のような細さでも「末永く」の方を大切にしたい人間です。集まって昔を懐かしんだ時間というよりはなく、前へ進む新しい力をもらえた時間でした。まさに温故知新、ですね。

創作おでんの店、『嘗（しょう）～miso～』の場所はこちら。
たしかに、コスパ良し！です。