久しぶりのライブ! アジカン”HOMETOWN” @なんばHATCH

 待ちに待ったアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION))のライブに行ってきました~!@なんばHATCH
 カッコ良かったし、ほんと楽しめました。やっぱりバンドって良いもんです。

 今回は、昨年12月に発売されたアルバム『HOMETOWN』の楽曲を中心に構成されていて、3月~7月までの間に「日本を約2周する」大規模なツアーみたいです。前半はライブハウスのような箱が小さめの会場で、後半はホール会場へ場所を移しての開催です。
 ツアーの予告を聞いた時、ライブ行きたいなぁって思ったと同時に、チケット取れないだろうな~とも思ったんですよ。実際、その時点で前半戦の分はすでに発売開始されてましたしね。
 過去に他のアーティストのライブで、ヤフオクで競り落としたことはあるんだけれど、やっぱり割高になってしまうから、なんだかそれもなぁって感じでした。

 関西はというと、3月のなんばHATCH、6月が中之島フェスティバルホールで、7月が神戸国際展示場というものだったので、会場の広い後半戦に行ければ良いなぁと思ってました。こっちはまだチケットの発売開始前なんで。
 ところが、ダメ元でぴあのサイトを覗いてみたら、なんばHATCHのチケットが「〇」になってたんですよね~!めっちゃうれしくて、一人で歓喜してしまいました。まぁ、長くやってるバンドだから、全盛期に比べたら比較的取りやすいのかなとも思いました。

 それもそのはず、彼らが大ブレイクするキッカケとなった『リライト』がリリースされたのは2004年でしたから。僕が大学4年の時で、たしかアニメの『鋼の錬金術師』の主題歌だったはず。
 この曲を初めて聞いたのは、カウントダウンTVかなんかの音楽番組だったんですけど、叫んでる変なバンドが出てきたっていうヒジョーに消極的な印象しかありませんでした。正直、今更「バンド」かよって感じもしたし(ほんと、元ギタリストが聞いて呆れます)。しかも、Tシャツにチノパンみたいな格好だったから、普通過ぎて全然カッコいいとも思わなかったのを覚えています。

 当時は、ラップを中心としたHipHop系の音楽(RIPSLYME, KICK THE CAN CREW, ケツメイシなど)がチャートを賑わしてましたからね。僕もすっかりそっちに傾倒しちゃってました。

 歳を重ねると、昔は苦手だった煮物や酢の物が食べられるようになって、むしろ大好物になってしまうように、音楽の好みも変わっていくんですよね。もちろん、彼ら(アジカン)のサウンドや音楽にたいする想いだって変わってるはずですよ。それが僕の気持ちに触れたんでしょうね、たぶん。
 そういう出会い方も良いなぁって思います。そこをキッカケに昔の曲に遡っていくのもまた一興ですよ。
けれど、これができるのは、ブレずに彼らなりの音楽を追及していたからだと思います。その一方で、消耗されるだけですぐになくなってしまう音楽は腐るほどあるはずですから。

 なんばHATCHは1,500名くらいのキャパなんで、ほんと一体感があって楽しかったです。思いのほか、前の方で見ることができてラッキーでした。スピーカーの前だったから、慣れるまでは面食らいましたけど(笑)
 で、やっぱり思ったのは、またギター弾きてぇなーってこと。気づいたら手が動いてしまうっていうのは、体が覚えてる証拠ですよね。今さら、速弾きしようとは思わないけど、手軽に弾けたら良いなっていう。まぁ当面の目標かな。

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