例の10万円(特別定額給付金)、5月1日からオンラインで一斉に申請できるのかと思ったら、全く違いました。給付の実務は地方自治体がやるので、1日時点で申請ができたのは中小規模の自治体のみ(僕の感覚だと、人口が30万くらいまでの都市かなと)。人口200万以上の大阪・横浜・名古屋・札幌などは、規模が大きいので調整に時間がかかるんでしょう。
僕の申請先の大阪市はというと、今日5月11日からオンラインによる申請がようやく開始になりました。予定では5/18スタートでしたが、前倒しになったみたいですね。ちなみに、郵送の場合は5月下旬の発送予定だそうです。
さきほど実際にやってみましたが、10分くらいで完了できたので、とっても簡単でした。だって、ニュースでは「窓口に人が殺到で密」「申請で6時間待ち」とか、言われたりしてましたからね。紐解いてみたら、マイナンバーカードの署名用パスワードのロック解除で混雑してたんです。頻繁に使うもんじゃないから、パスワードを忘れてしまう気持ちはわかりますけど、これで窓口に人が押し寄せちゃったら、元も子もないと思うんですけど・・・。
・カードリーダー(スマホ可 ※対象機種のみ)
・入力補助用暗証番号
・電子証明書利用暗証番号
・通帳口座の写し(写真可)
※WEB通帳の場合、「口座連絡通知」などで代用
もうね、全ての行政手続きがオンラインになってほしいと思いましたよ。行かなくても、書かなくても、待たなくても良いんだから。
ただ、マイナンバーカードが手元にないことには始まりません。カードの普及率は全住民の約15%(1910万)程度なので、今後のためにもこれを機会に作ったら良いんじゃないでしょうか?スマホからでも申請できますよ。
これって逆からみれば、今回のケースでは、ほとんどの人が郵送でのやり取りになるってことですよね。良い悪いの話ではなくて、やっぱり給付されるまでには1ヶ月あるいは2ヶ月くらいはかかるんじゃないかと思います。リストアップしてから発送業務、返送書類の確認および支払い手続きとなると、人員もいるでしょうしね。
そう考えると、今回の件で対応にあたられている方々には優しい声をかけてあげたいですよね。毒ついたところで、お互い不快な気持ちになるだけですから。オンライン申請が終わった後、ふとそんな事を思いました。
最後に、みんな受け取りましょう。使い道は受け取った後で決めれば良い。郵送手続きだと、「給付を受け取らない」にチェックする箇所があるそうな。間違いの元になるだけなのに、なんでこんな項目を入れたのか理解しがたいんですけど、実際そうなっているようなので気をつけてくださいね。
コメントを残す