私立大学受験スタート 受験生の皆さんがんばって!


 毎年この時期になると思いだします。高校3年といえば、今から18年前の話・・・いつのまにか遠いところまでやってきたんだなぁ。それでも不思議とあの頃の記憶や感覚って、今でも覚えてるんです。

 僕はセンター試験を一度も受験したことがありません。というのは、受験科目を英語と小論文に絞ってたんでね(スタートが遅かったからそうせざるを得なかったっていうのが正しい)。たしかに周りの同級生の中には、本番の私立受験に備えて、肩慣らしのつもりでセンター試験を受験するっていう子はいましたよ。みんな受けるなら、おれも受けよう!みたいなノリでね。

 でも、当時の担任の先生(3年間すごくお世話になった)が、ものすごく良いことを言っていたんですよね~。まず一つ目が、センター試験はそのための対策が必要になるっていうこと。必然的にそれに時間を取られることになるんで、闇雲に受けちゃダメなんです。
 二つ目の理由は、肩慣らしのつもり(本命の私立の本番で緊張しないため)といっても、会場に行ってみたら同じ学校の連中ばかりだったってことが往々にしてよくあるからなんですね。現役生の場合は特にそうなんですけど、学校が窓口になって一括して申込ますよね?(当時はでした)だから、顔なじみばかりなんで、あまり緊張しないというね。

 僕の高校は英語教育が盛んな学校だったんで、埼玉にある獨協大学が第一志望っていう子も多くて。ここの大学は毎年2月1日が受験日だから、何人かさっそく受けに行ってましたよ。僕の受験日は、2月中旬からスタートだったんでまだ少し余裕はあったんですけど、彼らの顔つき見てたら、いよいよ始まったんだなって感じましたね。

 高校3年の冬なんてあっという間で、テキトーな期末テストが終わったら、卒業式までは完全に休みですもんね。そりゃそうですよね、大学受験があるんだから。

 僕も予備校の自習室にこもりきりでしたよ、文字どおり朝から晩までずっと。通ってた予備校が千葉県の船橋っていうところで、成田からは特急でも40分強かかるんですよね。電子辞書が好きではなかったんで、ちゃんとした分厚い辞書を持ち歩いていたから、リュックサックは常にパンパンでした。学生らしいでしょ(笑)
 電車の中でも常に何かしら読んでました。脇目もふらずって、まさにこのこと。当時は携帯電話が普及し始めた頃だったんですけど、僕は邪魔になると思って持ちませんでした。さすがに大学に入学してからは買いましたけど、持たなくて正解だったんじゃないかなと思ってます。やっぱり「環境」って大事ですよね。

 18年も経てば、自分自身もそうだし周りの状況だってずっと変わってます。だけど、当時それができたってこと、やれたってことは、今だって絶対できるってことですよ。
 受験生の皆さん、今は目の前の「志望校合格」という目標に専念してください。苦しくてツライかもしれません。でも、そこから逃げださなければ、あなたが今やっていることは、あなたの将来を長きに渡って照らしだす光となってくれるはずです。だから、最後まで諦めずにがんばって。Good luck!!

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