懐かしのあのお菓子がアイスになった ルマンドアイス ロイヤルミルクティー


 週末は終電帰りが続きました。電車で帰れてるってことは、あまり飲まなかったということでもあります。もしくは酔いがさめてしまったかのどちらか。ついつい飲みすぎてしまうと、電車の時間を忘れてしまいますよね(笑)すんなり帰れたのかというとそうでもなくて、2日連チャンで人身事故と車内のケンカに遭遇してしまったのです。まぁ、「運が悪い」「ツイてない」という風には思いませんでしたよ。僕はそういう言葉が好きではないので。ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』に書いてあるとおり、そういう風に思っている(思い込んでいる)とマジでそうなっちゃいますからね。気持ちの問題とか精神的な話ではなくて、人間の脳の構造がそうなっているのです。だから、頭の中に少しでもそんな言葉がチラつくようであれば強引に消し去るようにしています。
 とはいえ、早く来てよ~という気持ちは当然ありました。眠たかったし、早く家に帰って横になりたい気分でした。日付が変わった深夜の駅のホームはとにかく寒い。。もちろん、そう思っていたのは僕だけではないはず。結局、1時を回った辺りでやっと終電が到着。やれやれという感じです。無事に最寄り駅に着いたんですけど、少し温まろうと思ってムダにコンビニに寄ってしまいました。その日はお酒を飲む気分ではなかったので、なにか甘い物と思って目に留まったのが、『ルマンドアイス』!即買いです(笑)
 『ルマンド』っていうお菓子は知ってます?発売してから40年以上経つ、ブルボンのロングセラー商品ですよね。小さい頃、実家のお茶請けで買っておいてあったのを、こっそりおやつ替わりに食べていましたよ。それがアイスになったんなら、興味深々ですね。
 アイスの中身ですが、4つ割りのモナカになっていて、その中に1本ずつルマンドが入っているんですね。モナカにはちゃんと「BOURBON」の刻印がしてある。抜かりはありません(笑)袋を開けてみてビックリ!ほのかに甘いミルクティーの香りがするんですもん。さっそく一口食べてみましたが、サクサクの食感はそのまま。すばらしいですね。お菓子の方はスティック状で小ぶりなイメージでしたけど、アイスの方はクリームも分厚くてボリューム感たっぷりでした。
 
 食品業界にいた時に、このルマンドやポテトチップスのような「お菓子」を売る機会はなかったんですけど(冷凍スイーツは売っていたけど)、スーパーの陳列なんかに行くとそこのメーカーさんといっしょになったりするんですよね。カテゴリーは違っても、担当先はいっしょなんで顔見知りくらいにはなります。で、アイスを食べながらその時した話を思い出したんです。
 お菓子の業界って、定価販売できる期間ってごくわずかで、後はディスカウントが多くなっちゃうんだそうです。僕が扱っていたチルド・フローズンのカテゴリーだって、もちろんそれはありましたよ。賞味期限が迫ってきたりしたら、値引きして売りさばなかったら何にもなりませんからね。けれど、話を聞いていたら、菓子のカテゴリーはそのスパンが特に短いというか、もう値引きがあたりまえのような感じでしたね。「定価」なんてあってないようなイメージでした。昔からの商慣習といえばそうなんでしょうけどね、せっかく研究開発費を投じて作った新商品が、いともたやすく値下げされてしまうっていうのは、腑に落ちない部分がありました。実際、今でもそう思ってます。だから、今回の『ルマンドアイス』のような企画は大歓迎です。適正価格で売れれば、店側もメーカー側もお互い良いと思うし、消費者だって値段相応に満足感が得られるんであれば、何の問題もないですしね。ぼったくりは許せないけれど、かといって、過度なディスカウントはもういい加減止めたらどうなのって思います。作り手が死んじゃったら、元も子もないんですからね。

 ちなみに、このアイスですが、実はすでに関東・東海など他の地域では発売されていた商品で、ようやく今月に入って近畿・中国エリアで発売開始になったそう。それでも、僕が買った時にはすでに残り3つくらいだったから、売れ行きは好調なのかも。このロイヤルミルクティー味は第二弾なので、第三弾・第四弾と続けていってほしいです。

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